治療薬とワクチンの違いってご存知でしょうか?
富士フィルム富山化学が開発した
新型インフルエンザ用の薬、アビガンや
エボラ出血熱用の薬、イベルメクチンなど
TVや新聞などで聞きなれない名前が飛び交っていますが、
そもそも、これは、治療薬なの、ワクチンなの、
違いって何なのという疑問が生じたので、
ちょっと調べてみました。
簡単にまとめると
・ワクチンは病原体から作られた
無毒化あるいは弱毒化された抗原のことで、
体内の病原体に対する抗体産生を促し、
感染症に対する免疫を獲得するためのもの
一方、
・いま話題になっているアビガンやイベルメクチンは
新型コロナウィルスをやっつけるための治療薬、薬なのです。
ワクチンとは
ワクチン(独: Vakzin、英: vaccine)は、感染症の予防に用いる医薬品。病原体から作られた無毒化あるいは弱毒化された抗原を投与することで、体内の病原体に対する抗体産生を促し、感染症に対する免疫を獲得する。
18世紀末、一度罹患したら再び罹患しない事実からエドワード・ジェンナーが天然痘のワクチンを発見し、その後にルイ・パスツールがこれを弱毒化した。弱毒生ワクチン、あるいは生ワクチンと呼ばれる。これに対して、不活化ワクチンは抗原のみを培養したもので、複数回の摂取が必要となったりする。
新型コロナのワクチンは、いつになったらできるの
いま、世界中が急いで開発していて、早くて1年~1年半といわれていますが、簡単ではありません。開発は、研究→臨床(りんしょう)試験→申請(しんせい)→承認(しょうにん)と進められます。臨床試験だけでも、<1>少数の健康な人を対象に安全性などを確認→<2>少数の患者を対象に安全性、有効性、使い方などを確認→<3>たくさんの患者を対象に偽薬(ぎやく)と比較して安全性、有効性などを確認と3つのフェーズがあり、数年かかるのが普通です。新型コロナウイルスは、感染拡大とともに変化しているかもしれないともいわれます。今の研究でできたワクチンが使えるようになった時、それが効かないウイルスになっている可能性もあります。(以上、日刊スポーツの記事より引用)
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